初秋の青

空が高くなって・・・海の青さが深くなって・・・
やはり、<秋>になったのだと海に向かって深呼吸している私。

10月5日・生憎の雨模様にも拘らず”稲村ガ崎のアートフェスティバル“に定員35名を越す、50名近い方々が会場となったお宅にいらしてくださった。
『語り』・・字で見る二文字は地味なイメージしか湧かない。しかし、何処の会場でも足を運んで下さった方々の口からは・・・<感動をアリガトウ>と言ってもらえることが嬉しい。
<感動>に巡りあう事がめっきり少なくなってきている今の時代・・・微力にも私の魂の一欠片でも言葉に添えて届けたいのだ。
私が言葉の世界を伝える為に・また若い人への指導に常に参考にさせて頂いている鴻上尚史氏の著書に彼のこんな一言が記載されている。
『言葉をギリギリまで話すことで、言葉に出来ないものがやっと見えてくるんです』
なんて素敵な言葉だろう!と思った。
言葉を信じない人も居る・言葉を発したくない人も居る・
でも、結局信じないままなら・・何も分からないままと同じではないか・・苦手だから逃げているだけだと。
言葉も人も同じだと思う。

相手にきちんと自分を伝えることで、何かが繋がっていくのだ・・・・“リーディング”の場に立つたびに感じる。

10月14日からは、静岡“SBS学苑”において私の「朗読レッスン」も開始された。
25歳から70歳という幅広い年齢層の方々が集ってくださり、新しい挑戦をしてくださる。
私の風をどんな風に伝えていこうか・・来年3月まで緊張と楽しみの静岡通いが始まる。

2006年10月16日 Terumi Niki

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