青森からりんごが届きました。<奇跡のりんご>

『捜し求めたら、ここにたどり着きました』
青森県中津軽郡の木村秋則さんは、20年以上も前から自然栽培でりんご作りをしています。肥料も農薬も使わずに果樹を栽培するのは通常不可能だそうです。
木村さんは畑の雑草を伸び放題にし、畑を出来るだけ自然の状態に近づける事で、その豊かな生態系を存分に生かし、りんごが本来持っている生命力を引き出しているのです。りんごの箱の中に、木村さんの言葉が印象に残りました。『りんごは樹の実です。私はこの樹の実が良い状態で育っていける、環境をほんの少しだけ整えているだけです。

毎日のように、<賞味期限>の問題が騒がれている。そのたびに、関係者がお詫びをしている。何だか妙な気がしてならない。わたしの子供の頃は、そんなものは無かった。
口に入れてみて、何だかいつもと味が違っていれば、<オカシイ?>牛乳だって、煮物だって、全て大人たちが味覚の感覚を子供達に教えて来てくれた。妙なモノを食べれば、お腹を壊したり、吐きもした。犬、猫の方が余程賢いのではないだろうかと・・思ってしまう。

木村さんの「ハックナイン」というりんごを皮ごとかじると、ほっとする・・・仄かな優しい甘みと北の国の風を感じる。何故だろうか?木村さんが心底りんごに掛けて来た<愛>を感じる。以前水に波動が通じると言う話を聞いたことがある。
この宇宙に存在するもの全てには<心>があるような気がする。どんなモノにも思いは必ず通じるのだと私は信じている。まして、生物には尚の事・・・真っ直ぐな<愛>を注いだからこそ、りんごは木村さんに愛を返したのだと・・。人と人、モノと人・・・人間の作り出したマニアルに振り回されている様な気がしてならない。もう少しシンプルに、心を物事を捉えたらと、つくづく思ってしまう。
いよいよ、年の瀬に突入する。
真っ赤な<りんごの気持>にそっと触れて・・私も本当の<愛>を、そしてそこから生まれる人間の本来の生命力を考えてみたいと思った。

2007年11月30日 Terumi Niki

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